北八ヶ岳 H12.11.13(月) 晴れ (坪庭→横岳→双子池→雨池→坪庭)

 ピラタス横岳ロープウェイで坪庭に降り立ってみると、前日からの冷え込みで、木々が一面霧氷に覆われた銀世界が広がっていた(画像1)。一周40分ほどの坪庭散歩コースを楽しんだ後、コースの奥にある横岳登山道入り口から山頂を目指した。林に囲まれた緩やかな上りが続き、1時間ほどで北横岳ヒュッテに到着する。暖房用の薪が所狭しと周囲に積まれており、真冬の寒さが想像できた。※このヒュッテは通年営業。休憩がてら、近くの七つ池を見に行こうと思い5分ほど下ったが、環境保護の都合で二つの池までしか見られなかった。薄氷が張り、水がきれいでかわいらしい池であった(画像2)。ヒュッテに戻り更に20分ほど登ると横岳南峰に到着した。やや風が強かったが、快晴であり、見渡す限りの雲海の向こうに南アルプス・穂高槍ヶ岳・白馬三山などの山々が臨まれた(画像3)。更に10分ほど歩くと次は北峰がある。強風で気温もかなり低かったので、食事も摂ることができず。展望を一通り楽しんだ後、すぐさま亀甲池方面に下山した。だが、慌ててしまったのか30分ほどして双子池へ降りてしまっていることに気づいた。亀甲池から蓼科山へのルートを考えていたのだが、急遽変更し、双子池→雨池方面へ遊びに行くこととした。
 横岳から双子池までは、露岩帯を乗り越えながらの下山なのでかなり注意が必要。鎖場も二箇所あった。1時間ちょっと下ると、双子池ヒュッテに到着する。近くに唐松に囲ませた雌池と雄池からなる二つ池がある(画像4)。
 ヒュッテのベンチを拝借して、ラーメンとパンの軽い昼食をすませた後、双子池を出発した。横岳の東側を囲むように緩やかに上りながらつながっている大石川林道を雨池方面に1時間ほど歩くと、海のような風景の雨池に到着した(画像5)。
 雨池から坪庭までは30分ほどの軽い登りであった。途中にある縞枯山荘も立地場所が絶妙のロケーションであり、冬のボードシーズンに遊びに来るのも面白そうだなと思った。
 坪庭からの帰りは、ロープウェイを使わず、ひょうたん坂を下ってきた。駐車場に着くころにはすっかり日も暮れてしまったが、途中から見えた夕焼けに映る北アルプスは素晴らしく綺麗な光景であった(画像6)。

(画像1)(画像2)(画像3)
(画像4)(画像5)(画像6)

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