日光男体山 2013.05.19(日) 晴れ  06:20二荒山神社発〜09:20山頂 11:00下山開始〜13:10二荒山神社着


1200mの標高差を,急坂のみでただひたすら登り続ける。マイペースで頂上を目指す。

 歌ヶ浜駐車場からの男体山

 

20時過ぎ,自宅を出発。23時30分に中禅寺湖畔の「歌ヶ浜駐車場」に到着。
常磐道から北関東道をぬけて,日光宇都宮道路の終点清滝ICまでノンストップでGo。
いろは坂には,鹿が多く,この日も道路のど真ん中に3回いました。気を付けて運転。
歌ヶ浜駐車場は,県営にもかかわらず,夜中も入口が閉まらないので,車中泊らしき車が10台ほどいました。
未明からは,釣り客が数台着て,夜明け前からガヤガヤ賑わってました。
朝までゆっくり寝るなら,駐車場の隅で寝るのがポイント。

 

今回のコース。中禅寺湖畔の二荒山中宮から,頂上を目指します。等高線はみごとに狭い等間隔。
のんびりできるのは,三合目〜四合目の林道歩きのところぐらいです。

 

二荒山神社宝物殿の北側にある,登山者用第2駐車場です。20台ぐらいは停められるでしょうか。

 

社務所で入山料\500を払うと,もれなくお守りもついてきます。
今回は首に下げて登らせてもらいました。
振り向くと,登山道入り口の鳥居がみえます。ここをくぐってスタートです。

 

しょっぱなの階段がすでに急です。
すぐに,1合目の石碑に着きますが,3合目まで森の中の急坂です。20分ほどの我慢です。

 

3合目からの林道歩きに入ります。途中,中禅寺湖が見え,のんびり歩けます。

 

4合目の鳥居が見えてきました。
避難小屋があるのは5合目からですが,4合目のこの社務所の土台は,緊急避難場所に使えそうです。

 

岩場混じりの登山道をのぼっていくと,5合目の避難小屋に着きます。
6畳ぐらいの平屋で狭いですが,緊急時には十分です。

 

6合目ぐらいから,岩場が本格化してきます。浮石も多いので,落石を出さないように注意して登ります。
だいぶ高度もあげてきたので,中禅寺湖全体がキレイに見渡せます。

 

7合目の石碑と避難小屋です。5合目のものより,ひとまわり大きい避難小屋でしょうか。

 

8合目には滝尾神社があります。隣の女峰山のご神体だそうです。
社務所の壁に「山を汚す登山者は,猿より頭の毛が3本○○○?」とあります。
猿より劣るから,答えは「少ない」でしょうね。
調べてみたら,「猿は人間より毛が3本少ない」とは,猿は人間より知恵・知能が劣っているとの古来よりの比喩的な表現だそうです。その猿よりさらに少ないということは。。

 

8合目を過ぎると,残雪がチラホラありますが,トレースがしっかりしているし,滑落の恐れも無い場所なので,ゆっくり登れば大丈夫。
木の階段が雨で浸食されてしまい,緑の土嚢袋が積まれていました。これが結構歩きやすかったです。

 

森林限界を過ぎたあたりです。相変わらず階段は歩きにくいです。
雪をかぶった白根山と,戦場ヶ原(画像右奥)千手ヶ原(左奥)が箱庭のように眺められます。
頂上まではザレ場の登りで,苦労しますがもう一息のところです。

 

頂上の奥宮に到着です。
二荒山大神の像。
昨年,修復された太刀(刃は,神話の仇敵,赤城山を向いている)があります。

荒れ模様の天気予報に反して,山頂は快晴でした。南方向は雲海でしたが,東〜北〜西方向は,よだれが出るぐらいの名峰の大展望。富士山もうっすら見えます。
うわさ通りの1等三角点でした。

 
北〜東の眺めです。 
左奥が本白根山,その前に前白根,中央に太郎山,その左奥に会津駒ケ岳,燧ケ岳,至仏山,手前中央右手前が大真名子山,後ろに小真名山,一番右奥が女峰山です。
 
西〜北東の眺めです。
左に中禅寺湖と千手ヶ浜,その奥に皇海山です。今日は遠方は雲でしたが,赤城山や八ヶ岳もみえました。

 

 

山頂の北西に太郎山の神社があります。ここから戦場ヶ原の眺めも最高です。

 

下山して,二荒山神社裏の「シラネアオイ」お花畑に寄ってみたら,薄紫の花が満開でした。

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