めざせ!「関東ふれあいの道:茨城県コース255km」踏破

 茨城の低山ハイキングに出かけると、「関東ふれあいの道」と彫ってある高さ1mほどの石碑をたまに見かけます。
それが関東一円ぐるりとつながっていると知ったのはごく最近のこと。調べてみると、踏破記念制度なるものがあり、認定証と記念バッジをプレゼントだって。
スノボーにいってもゲレンデのスタンプラリーなどに目がなく、スタンプが埋まらなければ日が暮れても自分でボードを担いでもコースを回る鬼ちゃんですので、これは制覇欲に火が付かないわけはありません。
年度始めの仕事で目の回る忙しさの中、県の環境政策課に資料を請求し、パンフレットをチラチラ盗み見してはヘラヘラと過ごしていました。
 県内の18コースは県南の平地コースと県中央・北部の山岳コースに大きく分かれており、以前もハイキングした道なんかもあったりしてちょっと嬉しいやら悔しいやら。
何でかというと、コース踏破の証明に撮影ポイントというものがあり、かつて訪れたその近辺の自分で撮った膨大な画像をひっくり返してみると、ちょうどそこが無い。
パンフレットにはまるでこのアングルで撮れと言わんばかりのポイント紹介があるため、やっぱり再び行ってみるしかないようである。
 コース内にはその土地の歴史や地域の紹介がこと詳しく書いてある看板がそこかしこにあり、自称地域研究家の私にとっては茨城の歴史を振り返るにはとてもよい機会。
時間が許す限りチャレンジしていきたいですねぇ。

各コースの撮影ポイントこちら

コース番号、名称

撮影ポイント

感 想

コースマップ、ガイド

バス停、時刻表

18水の恵みと水田地帯のみち
H18.04.16(sat)
全行程26.5km 曇り時々雨 弱風
   栄えあるスタートはコース最長を誇るこのコース。菜の花溢れる利根川に架かる水郷大橋を出発し、霞ヶ浦湖岸をゆっくり眺めつつののんびりルートです。途中の和田公園ではちょうどチューリップ祭りの最中で、20万本の絨毯に圧倒されました。天候はいまいちでしたが、鏡のような湖面に時折見え隠れするカイツブリにあいさつしつつ、古渡橋に到着。
 ゴール後の楽しみは、近くにある「こうのの大福」。疲れた体に、甘さ控えめのツブアン&コシアンがチョー効きました。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

17水の恵みを知るみち
H18.05.05(Fri)
全行程22.0km 快晴 南風強し
 ゴールデンウィーク真っ最中のこの日は、前回の続きで水の恵みを堪能してきました。こどもの日らしく、湖岸にはそこかしこにコイ釣りの太公望が大勢いました。馬掛けのロードパークや大須賀津農村公園ではバーベキューを楽しむ人もみられ、のどかな光景が見られました。田んぼでもほとんど田植えが終わり、きれいに水がはられ空の青が映っていてとてもきれい。用水路での迂回がちょっと大変でしたが、のんびりとこのコースも味わってきました。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

16予科練ゆかりのみち
H18.06.04(Sun)
全行程12.3km 晴れのち曇り 東風強し
 島津のバス停付近からいよいよ土浦に向けて出発。はじめの街中を抜けるコースはすっかり迷ってしまい、なんとか再び霞ヶ浦湖岸にたどり着きました。オオヨシキリの大合唱を聞きつつ、ほどなく霞ヶ浦武器学校に到着。守衛で予科練跡地見学の手続きを済ませ、しばし飛翔館を見学。当時の大空の英雄たちにただ感動…。実は僕の実家は土浦であり、昔は染物屋を営んでいました。軍服を仕立て、ここの航空隊に納めていたんですね。昔、祖父によく聞かされていました。ゴールは桜川に架かる匂橋。予科練からこの橋を渡り、土浦の夜の街に繰り出す兵隊さんたちが夕焼けの中に見えた気がしました

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

15学園都市のみち
H24.12.29(Sat)
全行程14km 曇りときどき晴れ 
 いよいよ茨城ふれあいの道の最終コースとなりました。コース?から歩きはじめて7年目で完歩しました。こんなにかかるとは思ってなかったです(笑)
 スタートは匂橋。桜川沿いにのんびり歩いて、花火見学でよく居座った学園大橋を渡り、ひたすら田んぼの道を歩きます。ほどなく学園線に戻りますが、この道沿いのお店は店子がコロコロ変わる印象です。学園都市に入ると、すっかり賑やかなになったつくば駅を横目にエキスポセンターへ。本日は残念ながら休館日でした。続いて松見公園に向かいました。30年ほど前は、この展望台に登ると学園都市が見渡せた記憶がありますが、今では、周囲の建物に埋もれている感じがします。思い出にふけりつつ、筑波大を抜けて、ゴール。寒かった一日でしたが、風もなく穏やかに歩くことができました。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

14寺社めぐりと田園風景のみち
H18.10.07(Sat)
全行程16.0km 晴れ 風強し
 筑波線田土部駅跡に車を止め、リンリンロードを歩きながらのスタート。田んぼの中の道を北上して、流鏑馬で有名な日枝神社を抜けつつ東城寺に到着。古い階段を登りきると真新しい社屋がありました。その後向上庵、清滝寺を見学して、一般農道に入ると、左側に青年の家に向かう登山道入り口があります。前日までの台風の影響でぬかるんだ山道を20分ほど登ると、青年の家ん到着。小学生がバーべキューをしているにぎやかな横を過ぎつつ、青年の家の広場に立つと、眼下に土浦の町並みと霞ヶ浦、きれいな田園風景が広がります。幼い頃はここからよく土浦の花火を眺めていました。穴場のスポットと思っていましたが、「ここから花火を楽しむ会開催」なんて看板を発見しました土浦の夜景とこじんまりときれいに花咲く花火が同時に密かに楽しめる場所だものほっとかれる訳がないですね。
 台風一過のすがすがしい秋晴れの夕焼けが気持ちよかったです。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

13果樹の里のみち
H18.11.25(Sat)
全行程7.3km 曇り
 下佐谷のセブンイレブンに車を置いて、スタート。歩きはじめるとすぐに「山本五輪塔」に到着。建立は結構古いのだが、意外とキレイな石塔だったのでちょっとビックリ。その後しばらくは秋の深まりをしみじみと感じながら、果樹園の中をのんびり歩きます。途中県道を歩きますが、結構交通量があるので注意が必要。県道からそれて林業試験場の裏手に閑居山があり、10分ほど登ったところでしょうか、その中腹に磨崖仏があります。さっと拝んだあとは、戻り道の直売所であまーい柿を購入^^売り場のおばちゃんとしばし柿談議を楽しみました。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

12果樹園のみち
H18.11.23(Thu)
全行程8.8Km 曇り 弱風
 旧八郷町の辻からスタート。小町花街道を抜けて、古い峠道をゆっくり登っていきます。周囲には竹林がうっそうと茂っていました。峠の東屋でひと休み。秩父連山が見えるというポイントもこの日はあいにくの曇り空で展望が利きません。北条に下ると、ゴール地点には北条大池があります。近くの平沢遺跡には古代の家屋をダイナミックに復元した建物があって迫力満点。野鳥の観察も楽しめるコースらしいので、春に歩くといいかも。北条大池の桜もきれいでしょうしね。

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コースマップ

 

11筑波山めぐりから旧参道へのみち
H19.05.06(Sun)
全行程11.0Km 雨 
すっかり葉桜に囲まれた北条大池を眺めつつ,平沢遺跡を過ぎました。田植えが終わった農道をしばらく歩くと,筑波山の旧参道入り口に着きます。家並みを窮屈に抜ける参道を登りきると,筑波神社が見えてきました。道中の安全をお祈りし,御幸が原への登山道を登りはじめました。途中から雨足が強くなりましたが,5月の雨は冷たくなく,火照った体にちょうどいいくらいでした。ケーブルカーのそばを通る箇所もあり,ノンビリと小一時間登ると,男女の川に到着。さらに30分ほどの急登を登りきると,御幸が原に到着です。この日は悪天候で山頂はすっかりガスに包まれていました。

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コースマップ

 

10筑波山頂めぐりのみち
H19.05.06(Sun)
全行程10.0Km 雨 
今日はコース?に続いて本コースにもチャレンジ。山頂のトイレの横から北斜面へ下りはじめます。熊笹の登山道をしばらく下ると,マイナスイオンたっぷりのぶな林の道になります。ほどなくカタクリの群生地の道標を見つけました。すぐ下には旧ユースホステル跡地があり,数年前までは建物も残っていたのですが,今はすっかりサラ地(駐車場)となっていました。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

9筑波連山縦走のみち(2)
H19.05.11(Sat)
 8行程27.0Km 晴れときどき曇り
酒寄から登りはじめました。みかん園を眺めつつ,ひたすら長い「鬼ヶ作林道」を忍耐強く歩き続けます。死にかけた頃に,路傍の休憩所の大石に到着。しばし休息の後,再び林道歩き再開。すぐに真壁に降りる分岐があるので,地図を確かめながら注意して筑波高原キャンプ場にたどり着きました。杉林の登山道から川沿いの道に変わり,ヘロヘロになりがなら,県道にたどり着きます。上曽峠までの林道ではサイクリングを楽しむ数人とすれ違い,軽く挨拶を交わしました。さらにこの先はきのこ山へと続きますが,力尽きそうなので,次回のお楽しみとして,県道を真壁目指して下りました。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

8筑波連山縦走のみち(1)
H20.02.11(Mon)
全行程9.6Km 晴れ

真壁駅からタクシーで上曽峠のコース入り口へ。きのこ山、パラグライダー発着場、足尾山を抜けて加波山神社に到着。おとといの雪で所々残雪がありましたが、トレースもしっかりしており、気持ちよく歩けました。神社下の社殿を過ぎて、鉄塔の少し先に、地味な燕岳山頂があります。けっこうな距離を歩きました

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

7御嶽山から坂東24番札所へのみち
H20.02.11(Mon)
全行程9.2Km 晴れ

コース?に引き続いて、燕岳から雨引山に向かいました。燕岳直下は残雪の急斜面だったため軽アイゼンを装着しての下山開始。30分ほどすると緩やかな尾根歩きになります。2時間ほどで雨引山頂休憩所に到着しました。ここの展望は関東一円が見渡せて、最高でした。岩瀬駅への下山途中で,日もすっかり落ち,ヘロヘロになって駅前に到着したころは,すぐにタクシーに乗る気力もなくなるほと疲れきってしまいました

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コースマップ 

 

6観音様を訪ねるみち
H20.11.29(Sat)
全行程6.4Km 晴れ

天気が良かったので、久々にふれあいの道を進めてみました。岩瀬駅を降りて,一路北へと向かいます。以前岩瀬に住んでいたので,懐かしい町並みをしみじみ歩きました。虎丸バス停あたりで県道から斜め右に進みます。住宅地を抜けると,緩やかな登りで富谷山を登りはじめます。登りが急になる頃に観音様の入り口の山門に到着。ここから森の中を抜けながらの階段登り。結構堪えました。山頂駐車場の近くに改めて立派な山門がありました。最後の階段を登りきるといよいよ三重塔がお目見えです。室町時代のものだそうで,なかなか趣がある塔でした。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

5自然林を歩くみち
H20.11.29(Sat)
全行程9.8Km 晴れ
続いてコース?に挑戦です。富谷山を下り,田園風景を東に向かいます。飯田を抜けて池亀の集落まで結構歩きました。五大力堂を過ぎると,紅葉に染まる仏頂山へ登山開始です。登山といっても森の中を緩やかに登るのんびりコース。山頂の休憩所でしばし休んで,下山開始。細い登山道を終えると,楞厳寺が左手に見えました。撮影スポットの山門を探していると,地元の方から「もっと下だ」とアドバイスされました。500mほど下ると,なるほどありました。無事撮影終了し,県道でタクシーを呼び,稲田駅に向かいました。

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コースマップ

 

4焼き物とお稲荷さんへのみち
H20.11.30(Sun)
全行程12.6Km 晴れ
昨日に続き,今日もふれあいの道です。笠間駅を降りて駅前通りを北に向かいます。賑やかな稲荷通りを左折して,佐白山を登ります。途中にある大黒石でクライマーらしき若者数名が遊んでいました。山頂の笠間城跡に着いたものの,撮影スポットがなかなか見つからず,あちこちグルグル。やっとの思いで見つけました。つつじ園も近くにありますが,今回はパス。先を急ぎます。下山して50号を過ぎると,弥勒堂までは,のんびりな景色を眺めながらの散歩。1時間半ほどで石寺のバス停に到着。再びタクシーを呼び,笠間駅にj戻りました。

コース紹介パンフレット

コースマップ

 

3伝説の山と僧兵ゆかりのみち
H23.12.04(Sun)
全行程8Km 晴れ

 いよいよふれあいの道最後のコースとなりました。塩子の入口にから田んぼの道を5分ほど歩くと,森の中に入っていきます。右手に「バイクのお宿」というライダーハウスらしきものがありましたが,現在は営業していない様子。

T字路まで杉林の中を緩やかなのぼりが続きます。舗装はされていますが,落ち葉がサクサク気持ちよいです。T字路を左に曲がると,今度は広葉樹林の明るい林道を歩きます。突き当たりの三叉路を右に曲がり,田んぼの中の道を歩きますが,途中で左に本コースの入り道があります。危うく見落とすところでした。山びこの郷で小休止後,徳蔵の集落を抜けると,右に徳蔵寺があります。イチョウの大木の落ち葉が一面夕日に照らされ,とてもきれいでした。

コース紹介パンフレット
コースマップ

塩子支所前バス停(2011.12.04現在)

※笠間駅方面&岩下入り口方面

 

徳蔵局前バス停(2011.12.04現在)

 ※笠間駅方面&岩下入口方面

2杉並木の美しい道
H23.01.30(Sun)
全行程12.3Km 晴れ

 先週に続き、今週もふれあいの道です。今回は、スタート・ゴールの連絡が悪いので、友人と2台の車で攻めてきました。御前山西登山口に車を停めて、スタート。残雪に足を取られながら、こまねぎ峠までの長い長い林道を登った後は、仏国寺までの緩やかな下りを進んでいきます。途中に自衛隊の訓練場がありました。いったいどんな訓練をするところなのか、などと考えて歩いているうちに、仏国寺参道に到着。か・階段が長い・・・。太ももの裏に痙攣を感じながらも、仏国寺にたどり着きました。撮影ポイントの銅鐘でもたたこうかと思っていたら、傍らに「むやみにたたくな」との注意書きが。
 ここから水戸茂木線のT字路までが、妙に長く感じました。

コース紹介パンフレット
コースマップ

 

1青少年旅行村のあるみち
H23.01.23(Sun)
全行程13.0Km 晴れ

 3年ぶりにふれあいの道に挑戦しました。「道の駅かつら」に車を停め、タクシーで下飯野バス停まで移動。まずは青少年旅行村までの、のんびり田舎道歩き。歩くとすぐの橋のたもとに休憩所発見!しばし休憩。続きは緩やかなアップダウンありの舗装路歩き。旅行村までの最後ののぼりがきつかったです。
 トイレ休憩の後、展望台の撮影ポイントへ。ここまでの階段が、2時間近く歩いた後に、とても堪えました。久々のポイント撮影の後は、御前山までの気持ち良い山道歩き。途中途中で那珂川の流れが見渡せるポイントがあり、また、山道もキチンと整備されていて、とても歩きやすかったです。
 休憩で食べたメープルパンがとてもおいしく、疲れた体に甘さが染み渡りました。
 御前山山頂を通過して、ゴールしたかったのに、手前でコースを間違えて、?コースへの連絡道を下ってしまい、御前山西登山口入り口でゴール。

コース紹介パンフレット
コースマップ

下飯野バス停 (2011.01.23現在)
 ※茂木駅からの連絡
 ※茨城県からはバスなし

御前山バス停 (2011.01.23現在)
 ※水戸方面

 

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